Archive for category 005公共交通機関乗車中地震防災マニュアル

バス乗車中に地震に被災したとき

Posted by on 土曜日, 10 6月, 2006

 バスの中は比較的安全だといえますので横転したり車内で火災が発生したような場合を除き、勝手に車外へ出てはいけません。運転手の指示に従い、周囲の安全を確認してから、車外に避難しましょう。
 バスの乗車中、注意が必要な時はバスが高架橋などの上で停止してしまった時です。高架橋が崩落する危険があるため、運転手の指示に従い車外にでたら、直ちに高架部分から離れましょう。高速道路の場合は、周囲の車に注意して非常階段から地上へ避難しましょう。

電車乗車中に地震に被災したとき

Posted by on 金曜日, 9 6月, 2006

 電車に乗車していると地震の揺れかどうか判断することは難しいですが、異常を感じたらすぐに窓際から離れましょう。ガラスがわれるようなことがあれば危険です。緊急停止する場合が考えられますので、手すりにしっかりとつかまり、姿勢を低く保ち、首すじから後頭部をしっかり防護します。
 停車後は原則的に運転士や車掌の指示に従いましょう。車両内で火災が発生した場合、備え付けの消火器で初期消火をしましょう。火の勢いが収まらない場合は、非常用の手動扉開閉機を開けて避難に当たりますが、反対経路の電車や、車両と地上の高さがありますので注意して外に避難します。

地下鉄乗車中に地震に被災したとき

Posted by on 木曜日, 8 6月, 2006

 地下鉄では、地上よりも揺れが小さいので地上を走行する電車よりは安全です。また、火災が起こる可能性についても低いので過度の心配は必要ありません。
 地下鉄が停車した場合でも非常用のバッテリーが装着されている場合が多いので、落ち着いて対処しましょう。
 地下鉄には必ず非常口が用意されているので地上に避難できますが、地下鉄によっては高圧電線が線路脇に設置されていることがありますので非常用の手動扉開閉機を開いて線路に避難することが危険な場合がありますので、運転手や車掌の指示に従いましょう。