西日本で地震活動活発に-専門家の見方強まる、南海地震の前兆?

This entry was posted by on 水曜日, 2 5月, 2007 at

 西日本の地震活動が活発化しているとの見方が強まっている。3月の能登半島地震(M6.9)に続き、15日には三重県中部を震源とする最大で震度5強の地震などが発生。いずれも目立った地震活動が長らくなかった地域。南海地震などプレート境界型の巨大地震との関係を指摘する専門家もいる。
 日本ではプレート境界型の巨大地震の発生が近づくと、その地域の地震活動が活発になる。西日本の場合ならば、南海地震や東南海地震が発生する数十年前から内陸の活断層でも地震が起きやすくなる。
 過去の例をみると、南海地震などの発生後しばらくは大きな地震が起きるが、その後は静穏な時期が数十年続く。1961年の北美濃地震の後、M7クラスの地震は起きなかった。それが95年の阪神大震災以降は大きな地震が発生。こうしたことから「西日本の地震活動が活動期に入ったといえる」(京都大学の飯尾能久教授)との見方が強まっている。
 では近年の地震は南海地震などの前触れなのか。飯尾教授は能登半島地震は前触れの可能性が高いとみる。能登半島地震の断層と方向が似ていて場所も近い別の断層では、南海地震が近づくとひずみの蓄積が増大して地震が起きやすくなるとの試算があるからだ。ただ、名古屋大学の安藤雅孝名誉教授は「最近起きた2つの地震が南海地震と関連があるかは調査が必要だ」と慎重だ。
日経ネット関西版 2007年4月30日



Leave a Reply