海溝型地震の初期微動と主要動の関連

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 地震発生が予想される東海地震、東南海地震、南海地震のような海溝型地震は主要動とよばれる規模の大きな揺れの前に初期微動と呼ばれる小さな揺れが起こります。主要動と初期微動の間隔の時間差は震源からの距離によって違いが生じます。被災場所と震源との距離が遠いほど時間差は大きくなり、避難するための時間も長くなります。
 あの関東大震災の時には、約1分ほど小さな揺れがあり、それから突然激しい揺れに変化したと言われています。この約1分間の間に屋外に避難できた人は家屋の倒壊による圧死から免れることができました。



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